Top >  02日焼けと日焼け止め >  日焼け止めの使用方法

日焼け止めの使用方法

日焼け止めは正しく使えば、非常に有効な紫外線対策になりますが、誤った使用の仕方をしてかえって日焼け止めによるかぶれを起こしたり、効いているつもりで平気で紫外線を浴びていたら、効果がなく、ひどく日焼けを起こしてしまった、ということがあります。
肌が敏感な人は特に、日焼け止め選びには慎重であるべきでしょう。

日焼け止めは、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤というふたつの構成成分から主に作られています。
紫外線をいったん吸収し、熱エネルギーに変えて放出する働きをするのが、紫外線吸収剤です。一方、紫外線を物理的に散乱、反射させて肌を防御するのが紫外線散乱剤です。紫外線を散乱させる物質としては、微粒子酸化チタンや、酸化亜鉛がしばしば用いられます。
肌が弱くて敏感方は、低刺激性の日焼け止めを選ぶことが重要です。紫外線吸収剤が無配合のもので、「ノンケミカルタイプ」と呼ばれているものが刺激が少ないようです。
また、アトピー性皮膚炎の人や、光線過敏症の人は、症状によってどのような日焼け止めを選ぶべきかが変わりますので、皮膚科専門医の指導を受けるべきです。

日焼け止めは、あくまで目安ですが、片方の腕に対して、日焼け止めをパール1粒大(直径0.7センチメートル)を2個分の量が適切とされます。まず手の平に日焼け止めを出し、全体にむらなく均一になるように塗っていきます。あまりこすらないようにすることが大切です。腕だけでなく、忘れやすいのは手の甲です。また、手を洗ったりしたあとは、そのつど塗りなおすことを忘れないでください。首筋などは服の襟でこすれて日焼け止めが取れてしまいがちです。塗りなおしを必ずしてください。

脚および足先の場合も同様に塗っていきますが、腕よりも皮膚面積が断然、大きいですから腕の2~3倍が使用します。足の甲も忘れずに塗りましょう。サンダルなどを履くときにはてきめんに紫外線の攻撃を受けてしまいます。
腕の場合も脚の場合も、こするとそれが肌への刺激になってしまいますので、らせんを描くようにやさしく塗り伸ばすようにしてください。

紫外線は一度つけたら終わりではなく、2~3時間おきに塗りなおしてください。紫外線の量がもっとも多くなる10時から2時までの4時間は特に注意が必要です。朝と昼に2回は塗りなおすようにしましょう。

塗りなおすとき、顔などメイクをしている場合は、顔の表面に浮いた皮脂汚れやほこりをティッシュペーパーで軽く押さえて取り、日焼けをしやすい額、鼻筋、頬骨など高いところに日焼け止めを付け直します。そのあとで再度、ファンデーションで上から重ねてつけるようにします。

アトピー性皮膚炎の方は、肌がとても敏感になっています。容易に皮膚炎を起こしやすい状態にあります。日光に当たると症状がよくなるという人もいらっしゃいますが、紫外線が刺激となってさらに皮膚炎を悪化させることもありますので慎重であるべきです。

 <  前の記事 日焼け止めの使用方法  |  トップページ  |  次の記事 紫外線が原因の病気  >